【2026年版】葬儀費用の相場——直葬・家族葬・一般葬の20〜200万円の差と訪問リハビリ職が母の密葬で60万円かけた実体験
ゆるり
「親が亡くなったら、葬儀費用ってどれくらいかかるの?」
「家族葬と一般葬、どっちがいいの?」
訪問リハビリの現場で、ご家族からよく聞かれる質問です。実は私自身、27歳で母を亡くしたとき密葬だけで60万円かかった当事者です。
本記事では、2026年の葬儀費用相場と、形式別の選び方を整理します。
Contents
葬儀形式と費用相場(2026年)
| 形式 | 費用相場 | 参列者 | 所要日数 |
|---|---|---|---|
| 直葬・火葬式 | 20〜40万円 | 家族のみ(5人前後) | 1日 |
| 1日葬 | 40〜80万円 | 10〜20人 | 1日 |
| 家族葬 | 80〜150万円 | 20〜40人 | 2日 |
| 一般葬 | 150〜200万円 | 50人以上 | 2日 |
※費用は葬儀本体+戒名+火葬料+会食+返礼品の合計目安。地域・宗派で大きく変動します。
葬儀費用の内訳(家族葬の例:120万円)
- 葬儀本体(祭壇・棺・寝台車・運営費):60万円
- 戒名料(院号・大姉等で大きく変動):20〜50万円
- 火葬場使用料:1〜10万円(自治体により無料の地域も)
- 会食(通夜振る舞い・精進落とし):10〜20万円
- 返礼品:5〜15万円
- その他(霊柩車・心付け・お布施):10〜20万円
形式別の「向く家庭」
直葬・火葬式(20〜40万円)が向く家庭
- 故人の交友関係が限定的、または高齢で参列者が少ない
- 故人本人が「家族だけで送ってほしい」と希望していた
- 費用を最小限に抑えたい
- 菩提寺との付き合いがない、無宗教
家族葬(80〜150万円)が向く家庭
- 近親者のみで丁寧に送りたい
- 会社関係・親戚への対応も最小限にしたい
- 2026年現在の主流。全葬儀の約60%が家族葬と言われる
一般葬(150〜200万円)が向く家庭
- 故人が地域の名士・現役の経営者等で参列者が多い
- 香典収入が見込める(最終的に家族の負担が減る場合も)
- 菩提寺・地域の慣習を重視
母の密葬で60万円かかった話
27歳で母を亡くしたとき、私たち兄弟3人は「直葬」を選びました。
当時、母の希望もあって参列者は家族のみ。祭壇すら立てない、シンプルな見送り方。
でも結果として、密葬(直葬の最小形)でも60万円かかりました。火葬料・棺・寝台車・最低限のお花・遺影写真・お布施で。
「ネットで20万円って書いてあったのに」と思っても、実際にはそれだけでは済まないのが葬儀の現実です。
節約できる項目・できない項目
節約できる項目
- 祭壇:シンプルな祭壇+花を選べば数十万円カット
- 会食:直葬・1日葬なら不要。家族葬でも「お弁当」で対応可
- 返礼品:参列者を絞れば自然と減る
- 霊柩車のグレード:標準でOK
節約しにくい項目
- 火葬料:自治体の規定で固定
- 棺:最低ラインがある
- 寝台車(搬送料):距離で決まる
- お布施・戒名料:菩提寺との関係で決まる(事前相談を)
葬儀費用の支払い方法
- 現金一括:葬儀社により不可
- クレジットカード:対応の葬儀社が増加中。ただし大手のみ
- 後払い・分割:相続財産から支払うパターン
- 銀行の仮払い制度(150万円まで):故人の口座が凍結されても葬儀費用に充当可能
- 葬儀ローン:金利が高いので最終手段
事前にやっておけば防げた失敗3つ
- 葬儀社を直前に決めて高額契約:余裕がある時に2〜3社比較見積もり
- 戒名料の確認をしないままお願い:菩提寺がある場合、事前に「いくらか」を聞いておく
- 香典返しの設計を事後にやり直す:参列者リスト・関係性を生前に整理しておくと判断が楽
関連記事
✍️ この記事を書いた人
ゆるり|訪問リハビリ専門職
現場で1,000人以上のご家族と関わってきた訪問リハビリ職。27歳で母を亡くし、密葬60万円・相続登記45万円・兄弟3人で揉めた相続を経験。
📌 ブログには書ききれない当事者の記録は有料noteで
ABOUT ME
ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。