🆘 このページは「今、緊急で対応する必要がある」方のためのページです

親が倒れた、亡くなった、急変した——慌てて検索してこのページに来た方へ。72時間・1週間・1か月以内にやることを時系列で整理しています。深呼吸して、上から順に進めてください。

⏰ 72時間以内にやること(最初の3日間)

命を救う・身の安全を確保

  • 救急搬送先の病院を確認、家族・親族に連絡
  • かかりつけ医に連絡、既往歴・服薬情報を救急隊・病院に共有
  • 緊急連絡先リストを作る(兄弟・親戚・職場・主治医・ケアマネ)

家族の生活を止めない

  • 自分の職場に状況連絡(介護休業の検討)
  • 子どもの学校・保育園への連絡
  • 1週間分の食事・着替えの確保

もし亡くなった場合

  • 死亡診断書の受け取り(10部はコピーを残す)
  • 葬儀社の選定(直葬・家族葬・一般葬で費用が大きく違う:20万〜200万円。詳細:葬儀費用相場2026
  • 死亡届の提出(7日以内、葬儀社が代行する場合多し)

👉 詳細:【2026年版】親が亡くなった後の手続き完全マップ

⏰ 1週間以内にやること

銀行口座・お金まわり

  • 故人の銀行口座は凍結される。葬儀費用は親族の口座から立て替えるのが基本
  • 仮払い制度(150万円まで)が使えるケースあり、銀行で確認
  • クレジットカード・公共料金・サブスクの解約/名義変更

👉 詳細:母の口座が凍結された朝、私がやった7つのこと

行政手続き(市区町村)

  • 世帯主変更届
  • 国民健康保険・後期高齢者医療の資格喪失届
  • 介護保険被保険者証の返却
  • 年金受給停止手続き(年金事務所)

⏰ 3か月以内にやること

相続の方向性を決める(最重要)

  • 相続財産の調査(預貯金・不動産・有価証券・借金・連帯保証も忘れずに
  • 相続放棄/限定承認の判断(3か月を過ぎると単純承認とみなされる)
  • 遺言書の有無確認(自宅・貸金庫・公証役場)
  • 戸籍を出生から死亡まで取り寄せ(相続人確定)

👉 詳細:相続で兄弟が揉める家庭の3つの原因と、遺言書1枚で防げた現実

⏰ 4か月以内にやること

  • 故人の所得税の準確定申告(医療費控除で還付の可能性あり)

⏰ 10か月以内にやること

  • 相続税の申告と納付
  • 基礎控除:3,000万円+600万円×法定相続人数
  • 不動産がある場合は小規模宅地等の特例で最大80%減額の可能性

⏰ 落ち着いてからやること(早めが◎)

  • 不動産の相続登記(2024年4月から義務化、3年以内、過料10万円)
  • 運転免許証・パスポート・マイナンバーカードの返納
  • 遺品整理(業者の見積もりは3社以上)

👉 詳細:実家を継いだら「ゴミ屋敷寸前」だった日の話

もし「生前にやっておけばよかった」と感じたら

もし故人がまだご存命なら、いま以下の準備を始められます:

困った時の相談先

困りごと 相談先
介護全般 地域包括支援センター(市区町村)
相続税・確定申告 税理士(最寄りの税理士会で無料相談あり)
遺言書・遺産分割 弁護士/司法書士/公証役場
不動産の名義・登記 司法書士/法務局
介護保険の手続き 市区町村介護保険課/ケアマネ

よくある質問(Q&A)

Q1. 親が倒れた直後、まず何をすればいいですか?

救急搬送先の病院を確認し、家族に連絡。次に、職場・学校への連絡、当面の生活費の確保、かかりつけ医への状況共有が最初の3日間で必要なアクションです。

Q2. 親が亡くなった後、銀行口座はすぐに凍結されますか?

銀行が死亡を知った時点で口座は凍結されます。葬儀費用などは仮払い制度(150万円まで)が使えるケースがあるので、銀行窓口で確認してください。

Q3. 相続放棄の期限はいつまでですか?

「自分が相続人になったと知った日から3か月以内」が原則です。借金がある場合は特に重要。3か月を過ぎると単純承認とみなされ、借金も含めてすべてを相続することになります。

Q4. 相続税はかかりますか?

相続税の基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。例えば配偶者+子2人なら4,800万円まで申告不要。多くの家庭は基礎控除内に収まりますが、不動産があると注意が必要です。

Q5. 相続登記はいつまでにすればいいですか?

2024年4月から相続登記が義務化されています。相続を知った日から3年以内に登記しないと、過料10万円が課される可能性があります。早めに司法書士に相談を。

Q6. 介護休業はどうやって取れますか?

原則として、対象家族1人につき通算93日まで(3回に分割可)。事業主に申請。介護休業給付金(賃金の67%)が雇用保険から支給されます。早めに会社の人事部やハローワークに相談を。

このページを書いた理由

27歳で母を亡くしたとき、私が一番欲しかったのは「今、何をすればいいか」が時系列で書かれた1ページでした。

葬儀社・市役所・銀行・税務署をぐるぐる回りながら、「次は何?」「期限はいつ?」と毎日不安でした。

このページが、今同じ状況にいる方の最初の1ページになれば嬉しいです。

訪問リハビリの現場でも、ご家族からよく聞かれる質問をすべて時系列に整理したつもりです。少しでも、不安が減れば。

✍️ この記事を書いた人

ゆるり|訪問リハビリ専門職

現場で1,000人以上のご家族と関わってきた訪問リハビリ職。27歳で母を亡くし、密葬60万円・相続登記45万円・兄弟3人で揉めた相続を経験。

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ABOUT ME
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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。