訪問リハビリ職として働きながら、自分の固定費を全部洗い出したとき、月3万円以上の節約になったことがありました。

驚いたのは、削ったのが「贅沢品」ではなかったこと。保険・スマホ・サブスク——何年も惰性で払い続けていたものを見直しただけです。

固定費の見直しは「一度やれば毎月ずっと節約になる」最強の節約術。この記事では、私が実際に削った項目と金額を全公開します。

💡 この記事でわかること
・固定費削減の優先順位と効果が大きい順
・保険・スマホ・サブスクの具体的な見直し方
・削減した年間節約額の計算方法
・浮いたお金をNISAに回す仕組みの作り方

削減前後の数字を全公開

月3.2万
削減できた固定費
年38万
年間節約額
5年190万
複利で回すと…
3時間
見直しにかかった時間

固定費削減チェックリスト

📋 今すぐ確認できる固定費一覧

  • 生命保険・医療保険の保険料→ 最大▲月2万円
  • スマホ料金(格安SIM検討)→ 最大▲月6,000円
  • 動画・音楽サブスク(使ってないもの)→ ▲月1,000〜5,000円
  • NHK受信料(まとめ払い割引未利用)→ ▲年2,280円
  • 電力会社(新電力・プラン変更)→ ▲月1,000〜3,000円
  • 固定電話(使っていないなら解約)→ ▲月1,800円〜
  • ジム・習い事(行けていないもの)→ ▲月3,000〜10,000円
  • 新聞(電子版で代替可能か)→ ▲月4,000円〜
  • クレジットカード年会費(無駄なカード)→ ▲年3,000〜10,000円
  • 車の保険(等級・内容の見直し)→ ▲年10,000〜30,000円

【第1位】保険の見直し|最大削減効果あり

🏆 一番効果が大きい:生命保険・医療保険

見直し前
月30,000円
終身型・特約てんこ盛り
見直し後
月8,000円
掛け捨て・必要保障のみ

年264,000円節約

私はJAと日本生命を全解約し、ネット保険の掛け捨てに切り替えました。支払った合計との差は大きく、浮いたお金は全額NISAへ。

  • 終身型・積立型は「貯蓄と保険を一緒にしている」ため割高
  • 特約(がん・三大疾病・介護など)を全部つけると保険料が跳ね上がる
  • まず「必要な保障は何か」を整理してから再加入する
  • 迷ったら無料のFP相談(保険マンモス・保険見直し本舗など)を活用

【第2位】スマホ代の見直し|5分で年7万円節約

📱 キャリアから格安SIMへ

大手キャリア
月8,000円
格安SIM / 楽天モバイル
月1,500〜3,000円

年60,000〜78,000円節約

  • 楽天モバイル:月3GBまで1,078円、無制限3,278円。楽天経済圏との相性◎
  • IIJmio・mineo・UQモバイル:安定性と安さのバランスが良い
  • 通話が多い人は「かけ放題」プランとセットで比較する
  • データ使用量を確認してから乗り換えプランを選ぶと失敗しない

【第3位】サブスクの棚卸し|惰性払いを断ち切る

📺 サブスクリプションの整理

まずクレカ明細を3ヶ月分さかのぼって「何を払っているか」を把握します。

  • Netflixは月990〜1,980円——本当に月4本以上見ているか?
  • Amazonプライムは年6,000円——配送・動画・音楽を使い倒しているか?
  • Spotifyは月980円——無料プランでも十分か?
  • Adobe・Microsoft 365は年払いにすると20〜30%安くなる

⚠️ 注意:無料体験からの自動移行で知らないうちに課金されているサービスが意外に多い。クレカ明細で「月額」「年額」を全部チェックしよう。

【第4位】電力会社の乗り換え

💡 新電力 or プラン見直し

電力自由化により、電力会社は自由に選べます。使用量が多い家庭ほど節約効果が大きくなります。

  • 楽天でんき・auでんき・ENEOSでんきなど——ポイント連動で実質還元も
  • 深夜電力プランは電気使用が夜中心の家庭に有利
  • 比較サイト(エネチェンジなど)で年間節約額をシミュレーションできる

節約した月3.2万円の使い道

💰 浮いたお金の最適な回し方

金額 使い道 効果
月20,000円 NISA積立(オルカン) 10年後に約330万円(年利5%想定)
月5,000円 iDeCo積立 節税効果+老後資金
月5,000円 生活防衛費の積立 半年分の生活費を確保
月2,000円 自己投資(本・学習) 収入増加につながる可能性

私はまず固定費を削った月から、その全額をSBI証券のNISA積立に設定し直しました。「削る→積む」の自動化が一番続きます。

よくある質問

Q. 保険を解約したら何かあったとき困りませんか?
A. 保障が空白にならないよう、解約前に必ず新しい保険に加入してから解約することが重要です。「乗り換え」の順序を間違えないように。

Q. 格安SIMに乗り換えると通信速度が遅くなる?
A. 昼12時〜13時などの混雑時間帯は遅くなることがあります。楽天モバイルやUQモバイルは比較的安定しています。在宅ワーク中心なら格安SIMで十分なことが多いです。

Q. 固定費を削るより収入を増やした方がいいのでは?
A. 両方やるのが正解です。ただし固定費削減は「一度やれば毎月効果が続く」のに対して、収入増加は継続的な努力が必要。最初に固定費から手をつけるのが効率的です。

🚀 今日できる最初の一歩

全部一気にやる必要はありません。1か月に1項目ずつ見直すだけで、半年後には大きく変わっています。

今月:保険証書を全部出す
来月:スマホ料金を確認
再来月:サブスクを棚卸し

浮いたお金は必ずNISAへ。「削る→積む」の仕組みを作ることが資産形成の第一歩です。

固定費削減の「正しい順番」——効果が大きい順にやる

順番削減項目月削減効果難易度
スマホ代(大手→格安SIM)5,000〜8,000円★☆☆
生命保険の見直し5,000〜15,000円★★☆
電力会社の変更1,000〜3,000円★☆☆
不要サブスク解約1,000〜5,000円★☆☆
車の保険(ネット型)2,000〜5,000円★★☆
住宅ローンの借換10,000〜30,000円★★★

①〜④は1〜2時間でできる「即効系」。⑤⑥は時間がかかるが効果が大きい「大型削減」です。まず①から手をつけてください。

格安SIMの選び方——2026年版おすすめ3選

格安SIM月額目安回線おすすめ理由
楽天モバイル0〜3,278円楽天回線楽天経済圏との連携・使い放題
IIJmio850円〜ドコモ/au品質安定・データ繰越あり
mineo250円〜ドコモ/au/SBサポート充実・コミュニティあり

私は楽天モバイルに変更しました。月1GB以下なら無料(2023年以降は廃止)でしたが、現在は3GBで1,078円。大手から変えるだけで月6,000〜7,000円の削減になりました。

保険の見直し——「入りすぎ」チェックリスト

保険料の削減で最も効果が大きいのが「不要な保険を解約すること」です。以下に当てはまる保険は見直しの候補です。

  • 貯蓄型保険(返戻率が低い→NISAの方が有利な場合が多い)
  • 特約が多すぎる医療保険(重複している保障がある)
  • 学資保険(インフレに弱い→NISAジュニア口座の方が有利な場合も)
  • 親に勧められて深く考えずに加入した保険

私は保険を見直した結果、月18,000円→8,000円に削減。年間12万円の削減をNISA積立に回しています。FP(ファイナンシャルプランナー)への無料相談を活用するのが最短ルートです。

削減した固定費を投資に回した場合のシミュレーション

削減額月の追加投資額10年後(年利5%)20年後(年利5%)
月1万円削減+1万円+155万円+411万円
月2万円削減+2万円+310万円+822万円
月3万円削減+3万円+466万円+1,233万円

固定費を月3万円削減して投資に回すと、20年後に1,200万円以上の差が生まれます。節約は「ケチ」ではなく「未来の自分への投資」です。

固定費削減 よくある質問6選

Q1. 格安SIMに変えると電波が悪くなりますか?

格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、基本的な通話・通信品質は同等です。ただし、混雑する時間帯(昼12時・夜20〜22時)は速度が落ちやすいです。動画視聴に支障が出る可能性もありますが、日常使いなら問題ないレベルです。

Q2. 電力会社を変えるのは難しいですか?

ネットで申込み→自動切替で完了するものがほとんどです。電気工事も不要です。楽天でんき・auでんき・ENEOSでんきなどが代表的です。引越し不要で月1,000〜3,000円削減できます。

Q3. サブスクの整理、何から手をつければいいですか?

クレジットカードの明細を過去3ヶ月分確認するのが最速です。「あれ、これ何のサービス?」と思ったものは即解約候補です。Netflixは使っているが、Disney+とAmazon Primeも全部入っている場合は1つに絞るのも手です。

Q4. 住宅ローンの借り換えはいつやるべきですか?

残債が1,000万円以上・残期間が10年以上・現在の金利と差が0.5%以上ある場合は借り換えを検討する価値があります。ただし諸費用(数十万円)もかかるため、総合的な計算が必要です。

Q5. 節約と投資、どちらを優先すべきですか?

「固定費削減(節約)→生活防衛資金確保→投資」の順番が正しいです。節約で作った余剰資金を投資に回す流れを作ることが重要です。節約だけでは資産は増えません。投資だけでは生活が苦しくなります。両輪で動かすのが正解です。

Q6. 食費は削らなくていいですか?

食費より固定費を先に削るべきです。固定費は一度変えれば毎月自動で削減されますが、食費の節約は毎月継続的な努力が必要で、ストレスも大きい。まず固定費で月2〜3万円を確保してから、食費の最適化を考えるのが効率的です。

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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。