📅 最終確認日:2026年4月29日(情報の鮮度を定期的に見直しています)

「どっちか一つに絞ったほうがいいんじゃないの?」

友人にそう言われたとき、正直ちょっとうれしかった。なぜなら、その質問に自信を持って答えられるくらいには、自分のなかで整理できていたから。

私は今、楽天カード×楽天証券三井住友カード×SBI証券の2つでクレカ積立をしている。月合計10万円の積立で、ポイントが毎月数百円ずつ積み上がっている。

「なぜ両方?」という疑問に、今日は正直に答えたい。

クレカ積立って何?という人のためにまず説明

新NISAのつみたて投資枠では、毎月一定額を投資信託に自動積立できる。その積立の支払い方法を「クレジットカード払い」にすると、ポイントが還元される仕組みだ。

つまり「どうせ積立するなら、ポイントも一緒に受け取れる」というだけの話。投資の内容は何も変わらない。支払い方法だけが変わる。

ただし、クレカ積立には各証券会社ごとに月の上限金額がある。現在は多くの証券会社で月10万円が上限だ。

楽天カード×楽天証券:私の設定と実績

楽天証券では楽天カードでの積立に0.5%のポイント還元がある。月5万円積立なら、250ポイント/月。年間で3,000ポイント。

私が楽天証券で積立しているのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。新NISAのつみたて投資枠の対象ファンドで、全世界の株式市場に分散投資できる王道の一本だ。

ポイントで受け取った楽天ポイントは、そのまま楽天市場でのショッピングに使っている。ふるさと納税を楽天でやっているので、ポイントが活きやすい環境がある。

三井住友カード×SBI証券:私の設定と実績

SBI証券では三井住友カードでの積立に0.5〜5%のポイント還元がある(カードのランクによって変わる)。私が使っているのは三井住友カード(NL)という年会費無料のカードで、還元率は0.5%だ。

月5万円積立なら、250ポイント/月。年間3,000ポイント。楽天と同じ計算になる。

SBI証券でも同じく「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を積立している。ファンドは同じでも、証券口座は別なので管理はきっちり分かれている。

2つ合わせるとこうなる

項目楽天カード×楽天証券三井住友カード×SBI証券
月の積立額50,000円50,000円
ポイント還元率0.5%0.5%
月間ポイント250pt250pt
年間ポイント3,000pt3,000pt
積立対象オール・カントリーオール・カントリー
口座種別新NISA(つみたて)新NISA(つみたて)

合計すると月10万円の積立で年間6,000ポイント相当が得られる計算だ。どちらか一方だけだと年間3,000ポイントで終わっていた。両方使うことで、単純に2倍になる。

なぜ「両方」にしているのか、正直に言うと

新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限だ。一つの証券会社で月10万円積立れば上限に到達するが、クレカ積立の上限も1社あたり月10万円。

ところが新NISAは1人1口座しか持てない。だから楽天証券とSBI証券の両方にNISA口座を持つことはできない。私はSBI証券にNISA口座を置いて、楽天証券は特定口座(課税口座)で積立している。

「それなら楽天証券の分はNISAじゃないから意味が薄れるんじゃないか?」という疑問が出てくると思う。それは一理ある。

ただ私の考え方としては、NISAの枠を使い切った後の余剰資金を、楽天証券の特定口座でさらに積み立てているという位置づけだ。NISA満額(月10万円)+αの投資なので、楽天の分は「税制優遇なしだが長期保有するので許容範囲」という判断をしている。

🦉
あれ、でも新NISAって1人1口座ですよね?両方でNISA積立できるんですか?
🛡️
できないんです。だからNISA口座はSBI証券の1つだけで、楽天証券は特定口座(課税口座)として使っています
🦉
じゃあ楽天の分は税金がかかる…それでも両方やるメリットはあるんですか?
🛡️
NISAの月10万円を投資しても、まだ余剰資金がある場合は特定口座でも積立を続けることに意味があります。長期で持てば税引き後でも十分なリターンが期待できるので

両方やることで「1つの証券会社に依存しない」安心感もある

これは数字の話ではないが、個人的に大事にしていることだ。

金融機関のサービスは、ある日突然変わることがある。ポイント還元率の改悪、手数料の変更、サービスの終了。楽天はここ数年でポイント制度を何度か変更しているし、SBIも例外ではない。

1社に全額集中させていると、そのサービスが改悪されたときに選択肢がない。2社に分散しておけば、どちらかが悪くなったときに移行する余裕がある。

これは「どっちが正解」という話ではなく、「どちらが自分の生活に合っているか」の問題だ。私は分散派だが、管理が面倒な人には1社集中でシンプルに運用するほうが続けやすいかもしれない。

まとめ:クレカ積立で意識していること

  • クレカ積立は「どうせ積立するならポイントも」という発想。投資内容は変わらない
  • 楽天カード×楽天証券(特定口座)+三井住友カード×SBI証券(NISA口座)を使い分けている
  • 月10万円の積立に対して年間約6,000ポイント相当を受け取っている
  • 1社集中のリスクを分散する意味でも2社使いは有効
  • 管理が面倒なら1社集中でもOK。継続できることが一番大事

「どっちが正解?」と聞かれたら「どちらも正解」と答える。でも「両方やっていい?」と聞かれたら「条件が合えばやったほうがいい」と答える。

クレカ積立は始めてしまえば自動で動く仕組みだ。一度設定すれば毎月黙ってポイントが積み上がる。その手軽さが、長期投資を続けるうえでの小さな原動力になっている。

📌 あわせて読みたい:クレジットカードおすすめ3枚の選び方SBI証券 vs 楽天証券 NISA徹底比較

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✍️ この記事を書いた人

ゆるり|訪問リハビリ専門職

現場で1,000人以上のご家族と関わってきた訪問リハビリ職。27歳で母を亡くし、密葬60万円・相続登記45万円・兄弟3人で揉めた相続を経験。

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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。