📌 訪問リハビリ職が10年で見てきた「家計が安定する家族」3つの共通点

本記事は守る・増やす・使う/生きるの3軸で家計を設計するフレームを、現場で見てきた具体例とともにまとめています。

訪問リハビリの現場で1,000件以上の家庭と関わってきて気づいたのは、家計が安定している家族には共通の「軸」があるということです。

逆に、年収が高くても家計が崩れる家族、年収が低くても余裕のある家族、それぞれを見ていて分かったのは——金額の問題ではなく、お金との「付き合い方」の問題だということです。

本記事では、私が現場と当事者経験から整理した「守る・増やす・使う」の3軸フレームを紹介します。

軸①:守る——固定費を絞り、貯まらない原因を断つ

家計の最大の敵は「気づかない出費」です。

毎月口座から自動で引き落とされる固定費が、実は家計を一番圧迫しています。

見直すべき固定費5カテゴリ

  • 保険:必要以上に入っているケース多数。保障内容と保険料を必ず再確認
  • 通信費:格安SIMやキャリアプラン見直しで月3,000〜5,000円浮く
  • サブスク:使っていない動画・音楽・ジムなど。棚卸しすると月1〜2万円見つかることも
  • 住居費:家賃交渉、住宅ローン借り換え。月1〜2万円下げられる場合あり
  • 銀行・カード手数料:気づきにくいが年単位で数千〜数万円

私の場合、これらを見直して月3.2万円(年38万円)を浮かせました。詳細は 固定費削減の全手順 に書いています。

軸②:増やす——プロより素人のインデックス長期投資

「投資は怖い」「素人がやって勝てるわけがない」——そう思っている方が現場でも多いです。

でも実は逆で、長期で見るとプロのファンドマネージャーの大半が市場平均(インデックス)に勝てないと言われています。

初心者が選ぶべき「負けない投資」3つ

  1. 新NISAのつみたて投資枠:年120万円まで非課税で長期積立
  2. 全世界株式(オルカン)or S&P500:何を選ぶか迷ったらこの2択
  3. 積立は自動化、相場は見ない:感情で売買しないのが最大のコツ

私自身、訪問リハビリで働きながら新NISAを3年続けて、想定以上のペースで増えています。詳しくは 資産運用報告 を参照ください。

軸③:使う/生きる——「いつか」を「来月」に変える

これが最も重要で、最も忘れられがちな軸です。

訪問リハビリの現場で何人もの患者さんを見送ってきて気づいたのは、「お金を貯めるだけで使わずに亡くなった方の家族」が、必ず後悔するという事実です。

「使う/生きる」軸の実践

  • 「やりたいことリスト」を作る:紙でもメモでもいい。10個書く
  • そのうち1つを今月中に実行:旅行・外食・体験・買い物
  • 家族や友人に「気持ち」をお金で渡す:プレゼント・食事・体験のシェア
  • 健康と時間に投資する:人間ドック、運動、睡眠環境

「お金を残しすぎないこと」も、家族のためになる選択です。詳しくは お金を残して亡くなった方を見てきた話 を。

3軸のバランス——配分の目安

フェーズ 守る 増やす 使う/生きる
20代-30代 40% 40% 20%
40代-50代 35% 35% 30%
60代以降 25% 15% 60%

あくまで一例ですが、年代が上がるにつれて「使う/生きる」の比率が上がるのが理想形です。

3軸を意識するだけで変わる3つのこと

  1. 「貯めること」が目的化しない:何のために貯めるかが見える
  2. 収入が上がっても支出が膨らまない:固定費の枠が決まっているから
  3. 家族との会話が変わる:「今月の旅行」「来年の挑戦」が話題になる

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✍️ この記事を書いた人

ゆるり|訪問リハビリ専門職

現場で1,000人以上のご家族と関わってきた訪問リハビリ職。27歳で母を亡くし、密葬60万円・相続登記45万円・兄弟3人で揉めた相続を経験。

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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。