訪問リハビリ職として多くの家庭に伺うなかで、「この家は豊かだな」と感じる家と「お金が回っていないな」と感じる家があります。

その差は収入の多い少ないではなく、「お金との向き合い方の習慣」の差でした。

自分自身も過去に同じ特徴を持っていた経験から、「お金が貯まらない人の特徴」と、その解決策を正直に書きます。

Contents
  1. 特徴①「何にいくら使ったかわからない」
  2. 特徴②「固定費が高いまま放置されている」
  3. 特徴③「収入が増えると支出も増える」
  4. 特徴④「お金の話を「縁起でもない」と避ける」
  5. 特徴⑤「緊急用の貯金がなく、貯めたそばから使う」
  6. 今日から始める「お金が貯まる人になる」3ステップ
  7. 訪問リハビリ職が現場で見た「お金が貯まらない人のリアルな行動パターン」
  8. お金が貯まる人・貯まらない人の習慣比較表
  9. 「貯められない」から抜け出す3つの仕組み
  10. お金が貯まらない人 よくある質問6選

特徴①「何にいくら使ったかわからない」

特徴 1

家計の「見える化」ができていない

毎月給料が入っても、気づいたら残高が少ない。何に使ったのか振り返れない。これが一番多いパターンです。

貯まる人は全員、収支を把握しています。完璧な家計簿でなくていい。「どこにお金が逃げているか」がわかるだけで行動が変わります。

✅ 解決策:マネーフォワードMEを連携するだけ。カードと口座を登録すれば自動で集計されます。最初の1ヶ月は見るだけでOK。

特徴②「固定費が高いまま放置されている」

特徴 2

保険・スマホ・サブスクが最適化されていない

「ずっと払っているから」「面倒だから」という理由で何年も見直していない固定費がある。これは毎月確実にお金が流出し続けている状態です。

私が保険を見直したとき、月3万円→8,000円になりました。「毎月2.2万円」が何もせず戻ってきた感覚でした。

✅ 解決策:保険証書・スマホ料金・サブスクを一度全部書き出す。「必要か不要か」だけ判断する。一気にやらなくていい、月1項目ずつ。

特徴③「収入が増えると支出も増える」

特徴 3

ライフスタイルインフレが止まらない

昇給するたびに車が良くなり、外食が増え、服が増える。収入に合わせて生活レベルを上げると、いつまで経っても貯まりません。

「収入が増えたら貯蓄率を先に上げる」ルールを先に決めることが重要です。

✅ 解決策:給料日に先に「投資・貯蓄」の口座に自動振替。残ったお金で生活する「先取り貯蓄」の仕組みを作る。

特徴④「お金の話を「縁起でもない」と避ける」

特徴 4

お金・投資・保険について無知のまま

「NISAって怖そう」「保険はよくわからない」「お金の話は苦手」——知識がないまま行動しないでいると、知らない間に損し続けます。

知識は「使わない筋肉」と同じで、使わなければ衰えます。週1冊の本を読むだけで、数年後には別人になります。

✅ 解決策:まず「ジャストキープバイイング」「サイコロジーオブマネー」「お金の大学」の3冊から。読むだけで行動が変わります。

特徴⑤「緊急用の貯金がなく、貯めたそばから使う」

特徴 5

生活防衛費がなく、「貯まっては崩す」ループ

緊急の出費(冠婚葬祭・修理・医療費など)のたびに貯金を崩す。投資を始めても暴落のたびに解約する。これは「生活防衛費」がないことが原因です。

生活防衛費とは「最低でも6ヶ月分の生活費を手元に残す現金バッファ」のことです。これがあるだけで、投資に対する心理的な余裕が全く変わります。

✅ 解決策:月の生活費×6ヶ月分を「絶対に触らない口座」に移す。これが完成してからNISAを始めることが理想の順番。
「お金が貯まる人」と「貯まらない人」の本質的な差は、収入でも才能でもありません。
「仕組みを作っているかどうか」の差だけです。先取り貯蓄・自動積立・固定費の最適化——どれも一度設定すれば自動で動き続けます。完璧を目指さず、今日から1つだけ始めてください。

今日から始める「お金が貯まる人になる」3ステップ

  1. マネーフォワードで現状把握——何にいくら使っているか確認する
  2. 固定費を1項目だけ見直す——まず保険証書を引き出しから出す
  3. 給料日に先取り貯蓄の自動振替を設定——月5,000円でも構わない

🚀 まず1つだけ動く

全部一気にやる必要はありません。
今日、1つだけ動いてみてください。

マネーフォワードを入れる
保険証書を出してみる
NISAを調べてみる

訪問リハビリ職が現場で見た「お金が貯まらない人のリアルな行動パターン」

在宅療養されている方やその家族と関わる中で、「老後のお金が不安」という相談を多く受けます。そこに共通するのが「若い頃の習慣」です。

パターン①:給料日前になると毎回カツカツになる

収入が増えても支出も同じように増えてしまう「生活水準の固定化」が起きています。月収が上がったら貯蓄額を先に引き落とす「先取り貯蓄」が解決策です。

パターン②:「いつか節約しよう」と思いながら何もしない

「気が向いたら始める」は永遠に始まりません。「今日、口座を一つ作る」という5分の行動が全ての始まりです。完璧な計画より即座の行動が100倍価値があります。

パターン③:ボーナスが入るたびに全部使ってしまう

ボーナスはまず50%を貯蓄・投資に回すルールを作りましょう。残りの50%で好きなことをすれば、罪悪感なく楽しめます。「全部使う→後悔」のサイクルを断ち切ることが先です。

お金が貯まる人・貯まらない人の習慣比較表

場面貯まらない人貯まる人
給料日残ったら貯める(残らない)先に貯蓄口座に振り込む
ボーナス全額使い切る50%以上を投資・貯蓄へ
支出管理「なんとなく」使う固定費を把握して最適化
投資「怖いからやらない」月1万円から始める
保険言われるがまま加入必要な保障だけに絞る
情報収集テレビCMで商品を選ぶ比較サイト・専門家に相談

「貯められない」から抜け出す3つの仕組み

仕組み①:先取り貯蓄口座を作る

給料が入ったら自動で別口座に移す設定をします。楽天銀行やSBI銀行の「自動入金サービス」を使えば、意志力ゼロで毎月貯蓄が積まれます。「残ったら貯める」を「先に貯める」に変えるだけです。

仕組み②:NISA積立の自動設定

一度積立設定をすれば、毎月自動で投資されます。「貯める意志力」が不要になります。月1万円からで十分。20年後に411万円になる計算です(年利5%)。

仕組み③:固定費を一度見直して「自動節約」状態にする

スマホ代・保険・電気代を一度最適化すれば、以後は何もしなくても毎月2〜3万円が浮き続けます。これが「仕組みで貯める」の本質です。

お金が貯まらない人 よくある質問6選

Q1. 手取り20万円でも貯蓄できますか?

できます。手取り20万円なら月2万円(10%)の先取り貯蓄から始めてください。固定費削減で月1〜2万円を捻出し、NISAに月1万円からスタートする。3つのアクションで月3万円の貯蓄が始まります。

Q2. 貯蓄と投資、どちらを先にすべきですか?

まず生活防衛資金(月収の3〜6ヶ月分)を現金で確保。それが完了したら余剰資金をNISAで投資。この順番を守ることが安全の基本です。

Q3. 家計簿はつけた方がいいですか?

「つけた方がいい」ですが、「続かないなら無意味」です。マネーフォワードなどの家計簿アプリは口座連携で自動記録されるため、続けやすいです。まず固定費だけ把握するだけでも効果があります。

Q4. パートナーにお金の話を切り出すコツは?

「節約しよう」より「一緒に目標を決めよう」の方が前向きに話せます。「5年後に旅行に行くために月2万円貯めよう」など、具体的な目標から入ることをおすすめします。

Q5. 子育て中でも貯蓄できますか?

支出が多い時期ですが、月5,000円からでも続けることが大切です。子供の教育費のためにも「今の自分の老後資産」を確保することが重要。自分の老後が子供の負担にならないようにする視点も大切にしてください。

Q6. 「投資は怖い」と思っている人へのアドバイスは?

私も2年前まで同じでした。最初の一歩は「楽天証券の口座開設をする」だけ。月100円から始められます。まず「仕組みを作る体験」をしてみてください。怖さは少しずつ消えていきます。

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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。