📅 最終確認日:2026年4月29日(情報の鮮度を定期的に見直しています)

⚠️ 2026年3月1日改悪あり|最新ルール反映済み

三井住友カードは2026年3月1日に以下が変更されました:

  • au PAY / Kyashへのチャージが年間100万円集計の対象外
  • 物理カードのタッチ決済還元率が5% → 1.5%に引き下げ
  • ただしスマホタッチ決済(Apple Pay / Google Pay)は7%還元のまま維持

本記事は改悪後の最新ルートに基づいて書いています。

「ポイントを貯めている人がいるけど、それは企業の思うツボですよ」

取材の中で、さらっとこう言われた。刺さった。

ポイントを貯めるためにカードを使う。でも貯めたポイントは有効期限が切れる。または、ポイントを使いたいがために余計な買い物をする。気づけば「ポイントのために消費している」。

クレジットカードを使いこなしている人は、ポイントに振り回されない。ポイントは「使うもの」であって「貯めるもの」ではない。この発想の転換が、クレカ活用の第一歩だ。

実際に使っているカード構成

私が現在メインで使っているカードは2枚+事業用1枚の構成だ。

カード 主な用途 選んだ理由
三井住友ゴールドカード(NL) 日常払い・投資積立・固定費 100万円修行でゴールド永年無料・コンビニ7%還元・クレカ積立1%
楽天VISAカード 楽天ペイ経由の日常払い 100万円超えた後のポイント消化・楽天経済圏との連携
楽天マスターカード 事業用支出の分離管理 個人と事業の明細を分けるため

ポイントは「貯める」のではなく「優先的に消化する」。楽天ポイントはすぐに楽天ペイで使う。Vポイントは投資信託の購入に充てる。ポイントを放置しない習慣が、ポイントの実質価値を最大化する。

年間200万円を達成した方法——実家費用の集約

三井住友ゴールドカード(NL)の「100万円修行」を経験した。100万円以上使うと年会費が永年無料になり、ゴールド特典がずっと使える仕組みだ。

私の場合、100万円どころか年間200万円に達した。理由は実家の固定費もすべてカードに集約したからだ。

  • 固定電話代
  • インターネット回線
  • NHK受信料
  • 各種サブスク・定期サービス
  • 介護用品のネット購入

自分の生活費に加えて実家の固定費も集約すれば、特別な出費をしなくても自然に利用額が積み上がる。「修行のために無駄な買い物をする」必要は一切なかった。

ただし、100万円を超えるとポイント還元率が下がるカード設計になっている。その後は楽天ペイに切り替えて、ポイントを効率よく消化する運用に変えた。

クレカでやってはいけないこと3つ

① リボ払いは絶対に使わない

リボ払いは毎月の支払いを一定額にする仕組みだが、金利が年15〜18%かかる。「月々の負担を減らしたい」という動機で使い始めると、知らないうちに高金利の負債が積み上がる。クレカ節約を語るうえで、リボ払いは本末転倒の最たるものだ。

カードが届いたらまず設定を確認して、「一括払いのみ」に固定すること。

② 生活防衛資金を超えた金額はカードで払わない

クレジットカードは「今月使って来月払う」仕組みだ。口座残高より多く使えば、引き落とし日に不足が出る。

私のルールは「生活防衛資金(3〜6ヶ月分の生活費)には絶対に手をつけない金額だけカードで払う」こと。現金が底をつく使い方は、クレカの恩恵を一切受けられないどころか、手数料・利息のリスクしかない。

③ 家計簿なしでカードは使わない

周りでクレカを失敗している人を見ると、共通点が「家計の把握ができていない」ことだ。残高が少ないのに使い続ける。いくら使ったか月末まで把握していない。カードは家計管理が前提にあって初めてメリットが出る道具だ。

🦉

「ポイントを貯めるのは企業の思うツボ」って、すごく刺さりますね
🛡️

ポイントが失効するのが一番もったいない。だから「もらったらすぐ使う」が正解です。Vポイントはそのまま投資信託に使えるので、ポイントを消費じゃなく資産に変えられます
🦉

実家の固定費もカードにまとめたら年間200万円になったというのは、同じ状況の人に刺さりそうです
🛡️

「ポイントを賢く使う」3つの原則

ポイントを完全に捨てることはしない。でも「ポイントのために行動する」のをやめる——これが正しいスタンスだ。以下の3原則を守るだけで、クレカとポイントの関係はシンプルになる。

  1. ポイントは「おまけ」と割り切る——「ポイントが2倍だから買う」ではなく「必要だから買う、たまたまポイントもつく」が正しい順序
  2. 使えるポイントは3ヶ月以内に使い切る——期限切れや失効のために毎月管理コストをかけるのが一番もったいない。ポイントは貯めるものではなく、使うもの。
  3. カードは2枚まで——メイン1枚(還元率重視)+サブ1枚(特定店舗用)が上限。3枚以上は管理コストが還元率を上回る。

「実際に得している人」は何をしているか

訪問リハビリの仕事で出会う方の中には、クレカを使いこなして年間3〜5万円相当のポイントを得ている人もいる。共通しているのは「使うカードを決めて、変えない」ことだ。

毎月の固定費(水道・ガス・電気・通信費・サブスク)をすべてカード払いにまとめる。それだけで月3〜5万円のカード利用になり、0.5%還元でも年間2000〜3000ポイントが自動的に積み上がる。「ポイントのために努力している」意識はゼロだ。

今すぐやること——クレカ棚卸し

  1. 今持っているクレカの枚数を数える——3枚以上あれば整理を検討。使っていないカードは年会費と信用枠管理のムダになっている。
  2. 固定費をカードにまとめる——電気・ガス・水道・携帯・Netflixなどを1枚に集約。生活を変えずにポイントが積み上がる仕組みを作る。
  3. 今月のポイント残高を確認する——使えていないポイントがあれば今月中に使う。「貯まっているのに使っていない」は典型的な損失パターンだ。
介護に関わっていると実家の支払いを立替えるタイミングが増えます。どうせ払うならカードで集約してポイントをもらう。同じお金の動きでもカード払いにするだけで年間数万円分の還元が変わります

クレカは「現金より安全な道具」だという事実

クレカを怖がる人に、最後に一つ伝えたいことがある。

クレジットカードは、現金より安全だ。

現金が盗まれたら戻ってこない。クレカが不正利用されたら、カード会社に連絡すれば基本的に補償される。盗難・スキミングのリスクも、ナンバーレスカードを使えばさらに下がる。

怖いのはカードそのものじゃない。使い方を知らないこと、管理できていないこと——それがリスクの正体だ。正しく使えば、クレカは現金よりも安全で、ポイントもつく、最強の決済手段になる。

クレカは仏壇のライターと同じ——リスクとリターンの正しい話

📌 あわせて読みたい:クレジットカードおすすめ3枚の選び方クレカのリスクとリターンを正しく理解する

📌 あわせて読みたい(追加):OliveカードとNL、どっちを選ぶ?——2026年版比較

✍️ この記事を書いた人

ゆるり|訪問リハビリ専門職

現場で1,000人以上のご家族と関わってきた訪問リハビリ職。27歳で母を亡くし、密葬60万円・相続登記45万円・兄弟3人で揉めた相続を経験。

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ゆるり
リハビリ職の長男。片道2.5時間の距離にある実家で、88歳の祖母の介護と母の相続に向き合っています。看護師だった母が一人で守り続けた家と家族を、今度は自分が守る番だと思っています。母の遺産を新NISAや高配当株で運用しながら、介護・仕事・家族の思い出を両立させるための試行錯誤を、同じ悩みを持つ方へ届けます。